お客様よりご依頼いただいた内容を詳細に明記した仕様書の誤伝達などによるミスロスがないよう、弊社ではすべての工程を工場責任者が一元管理し、その最終工程である製本作業は最も注意を払う大切な作業です。
製本には様々な方法がありますので、それに応じて特徴やコストが変わってきます。弊社では製本のスペシャリストが印刷物に最適な製本方法をご提案し、最もきれいにそして実用的な商品になるよう努めております。
二つ折り製本
よく目にすることの多いA4の見開きパンフレットがこの方法です。A3で印刷したものを正確に紙の中心で折り、周りの余分な余白を切り落とします。1枚モノとしては一番ポピュラーな製本でシンプルでスピーディーです。
三つ折り、四つ折り製本
観音開きと呼ばれるこの方法は、年表やフロー図など横長に展開しているパンフレットなどにはとても最適です。また三つ折り製本では、他の製本方法では不可能な6ページ構成のパンフレットを作成することができます。この方法は誌面全体を見渡せることが最大の特徴で、イベントのガイドマップや工程表など、ページをめくることなく視野に収められる折り製本は目的に応じて欠かせない技法のひとつです。
クルミ製本
ページ物の中ではスタンダードな方法で弊社でも一番多くご利用いただいております。耐久性が高く丈夫なためとても評価をいただいております。ページ数の多い業務でもタワー式の丁合ユニットにより全自動でページ番号順に重ねていきます。印刷した表紙と順番にそろった中身を大型の製本ユニットへ送り、背中を専用糊で瞬時に固めます。この大型の機械をフル稼働させることで弊社のスピーディーな納品につなげております。
中綴じ製本
パンフレットではよく使われる中綴じ製本は、紙を折ると同時にその中心の2か所にホチキスを刺し込みます。ページ物では最も簡易でしっかり綴じられるのでその利用範囲は広大です。この中綴じ製本も同様にタワー式の丁合ユニットで紙をページ順に重ね、製本ユニットへ送ると順番通りに製本されていきます。
上製本
製本の中で最も高価ですが、格調高い気品と機能性、そして存在感を与えます。記念誌や書籍などでよくご利用いただいております。同じページ物でもクルミ製本と違い多くの工程を経て製作されるので日数とコストが他の方法より多くかかります。しかしながらその見た目の高品質さからあえてお選びいただくことも少なくありません。弊社では内容に応じて上製本もご提供いたします。
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